今日は、昨日のつづきで、ネアンデルタール人のお話をします。
まだ見ていない人は、昨日の
「旧人の気持ち」から見てください。
(クリック)
実は、ネアンデルタール人は
私たちの祖先ではないということを知っていましたか?
まず、人類は、
「猿人→原人→旧人→新人」という流れで時代が変わっていきましたが、今のところ、人類の境は
「原人」で、原人から旧人・新人と分かれたと思われています。
ネアンデルタール人は、私たちのヒト属の子孫ではないのです。
ヒト属は旧人の後からでてきた
「新人」なのです。
でも、ネアンデルタール人は、新人が出てきたと共にパッタリといなくなってしまったのです。
つまり、
絶滅したのです。
なぜ絶滅してしまったかというと、それは
「言葉」です。
これを見るとわかるように、ネアンデルタール人は、のどが現代人のように複雑な発音が
できるようにはなっていなかったため、
ごく初歩的な音声言語しかしゃべれなかったのです。
なので、ネアンデルタール人は、うまく仲間と連絡がとれず、絶滅していったのです。
ここで、
「火」のことでお話しをしましょう。
旧人の前にいた
「原人」のころから、人類は火を使うようになり、かれらにとってはまさに
「魔法」のようなものでした。
しかし、人類は火を使うことによって、
自然のルールをやぶってしまったのです。
人類は火を使って、ただの動物から特別な動物になって、自然を征服しはじめたのです。
1歩間違えば火は恐ろしいものに変わり、草原を焼き尽くし、他の動物からすみかを奪っていき、人類は、
「地上最強の動物」になっていったのです。
そして、新人の時代になった頃、人類は
「自然」というおおきなものを敵にまわしたのです。
【今日の私】
学校が休みなのも今日までです。
今日はゆっくりとすごしたいです。
さっき、ピアノのレッスンがありました。
上の絵文字は、私がつくりました。